私は自分と関わった人が苦しんでるのを見過ごすことはできない。何か自分にできることはないかと考えてしまう。自分にできることがわかった時、差し出すことが、相手の重荷にならないように、慎重になる。気付かないうちに気を使っているのかなぁ。疲れている。自分を客観視できる時、「やめた方が良いんじゃない?」という自分がいる。大嫌いな自分。その時、もしも相手が喜んでくれたら…。笑顔が浮かぶ。そう、その笑顔に出会うためだけでもいい。私はそのために生きているんだ。それが私の幸せだ。
私をそうさせるのは、今まで私が出会った、ありがたい人々の存在があったから。
病院に入院中、毎晩、面倒をみて頂いた、あの人。
旅先で、私を泊めて頂いた、あの人たち。
原付のガス欠で困っていた時に、原付を運んで下さった人。
本当にありがとうございます。
みんなお礼なんて欲しがらない人たちでした。
「礼はいいから、困っている人がいたら、助けてやってくれよな。」
『はい!絶対に!』私は約束しました。
そう「恩回し」。今、そうできる私がいる。なんて幸せなんだろう。ありがたい。